火事のできごとと今から

火事のあれこれの日記

火事後の解体100万円

地元から自分の家に帰ってきて、すぐに普通の日々に戻りました。 とは言え、まだ片付いていない実家の燃え跡の処理、それから母の次の住む場所をどうしようと考えると気持ちがなかなか休まらなくて、眠れない夜も増えました。 自分の家に戻ってきた後も、月…

10日間が過ぎいったん自分達の家へ

最終日、ひとまずいったん自分達の家に帰ります。 母は、臨時で与えてもらった部屋での一人暮らしが始まります。 お世話になった親戚の家に挨拶をして回りました。でも、一番迷惑をかけた母は、ほとんど車から降りてきませんでした。 会わせる顔がないのかも…

火事ゴミの無理難題

ひとまず、地元にいられるタイムリミットが迫ってきていました。 朝、いなくなった犬を探してくれているいとこから連絡が入り、付近をかなり探したけどやっぱりいないから、保健所に念の為連絡してみたらどうかとアドバイスをされました。 それを母に言うと…

家の解体について業者に見てもらう

翌日に迫っている台風がまた、心配ごとの一つでした。 現場検証の日の帰り際に消防隊長さんが話してくれた、台風などによる二次災害がやっぱり心配です。 せめて、飛んで行ったりしないように、しっかりしたロープを買ってきて、それで固定をしました。 応急…

火事の手続き書類が本当にややこしい

市役所から、赤十字から被災グッズが届いていますとのことで受け取りました。 大きなバッグの中に、簡易的に使えるものがあれこれ入っていて、これも凄くありがたかったです。 その次の日は、朝一で消防署に罹災証明書をもらいに行きました。 なんとか、おじ…

火事後のライフラインの手続きあれこれ

ちなみにTおじさんの別荘にずっといさせてもらっているけれど、おじさんの別荘のお風呂が壊れているので使えません。 燃え跡の片付けもだけど、新旧の家の光熱関係の手続きも進めなければなりません。 火事の現場の実家の物は停止して、臨時で住ませてもら…

火事から三日後、自力で家の解体を始める

翌日、朝早くからおじさんが自分の家からこの別荘に戻ってきました。 昔、自衛隊にも居たおじさんは、どうやら家の燃え跡を、なんとかできるところまで自分でやろうと思っているらしく、来るなり休みもせず、作業着にヘルメット、靴も履きかえると隣にある私…

犬の新しい家が決まった

支離滅裂に母にキレられて、私はもう母と口をきくのも嫌になりました。 それでも母は、いっさい反省するそぶりもなく、こちらを責め続けていました。 旦那が母に、「こんなのでごめんね。今は臨時だしお金もないから、全てが安い物しか買えないけど、そのう…

母キレる

そしておじさんの別荘に戻った後、前日に一睡もできなかった私は、横になるなり眠りに落ちました。まだ、20時を周ったくらいだったと思います。 その後、夜中くらいだったと思うけど、旦那と母が話しこんでいるのが聴こえて目が覚めたけど、結局起きられず再…

臨時の家が決まる

現場聴取が終わった後、隣にあるおじさんおばさんの別荘の家にみんなで戻りました。しばらく、ここを使わせてもらうことになりました。 そして母は、戻ってきていた犬を抱えて当たり前のようにおじさんの家に連れ込もうとしておじさんに怒られました。 「軒…

火事現場の後始末についてのアドバイス

現場検証の途中、もう私は母の顔を直視できないでいました。 責めてしまいたい気持ちもあり、だけど可哀想に思う気持ちもあり、自分の気持ちがどうしようもないのです。 だけど、そんな中旦那がうまく私と母の両方に声をかえてくれていました。 私が、母のそ…

現場検証と事情聴取

朝、いとこのお兄ちゃんの奥さんが3人分のおにぎりを作って持ってきてくれました。いとこのお兄ちゃんが言ってくれたようです。 正直、食欲は全くなくても、こんな時にその気持ちはとてもありがたく、実際お腹は空いていたようでとても美味しくいただきまし…

どこまでも自分勝手な思考

いとこの家に今夜は泊めてもらうことになり、家にあげてもらいました。 いとこのお兄ちゃんがやってきて、これからどうするのかと母にたずねました。 私は、一緒に来てうちで暮らそうと言いました。今残っている犬は、もらい手をなんとかして探そう。犬なら…

火事の原因

すぐに母に火事の原因を聞くと、一切予想もしていなかった答えが返ってきました。 「蚊取り線香」 それを聞いて絶句しました。 実家は平屋でした。母がいつも過ごしていた部屋から一番向こう側にある部屋の前に、母にしか懐いていない凶暴な犬を繋いでいるの…

夜の中、火事の実家へと向かう。

レンタカー屋は、いつも借りているところには断られてしまったので、初めて借りるところでしたが、事情を話すとすぐに手配をしてくれて、もし期日を延長したいなら遠慮なく電話してくださいと言ってくれて、とにかくありがたかったです。 間接的に、これもま…

その日

母と実家について その日 その日は夏が終わり、秋が始まっている季節だと言うのに、まだまだ暑い日でした。 車で3時間ほどかかる場所、私の地元で一人暮らしをしている母は、私から見てもかなり気ままに自分勝手に生きている人で、身内からもなかなかの強烈…